個人年金保険の補償について
国が運営する公的年金は、近年、財政の悪化などにより、元本割れや支給そのものへの不安が懸念されています。
そのため、多くの方が個人年金保険の契約を検討していますが、個人年金保険に加入すれば、将来必ず年金を受け取ることができるのでしょうか?
たとえば、個人年金保険を取り扱う保険会社が倒産してしまった場合、年金を受け取れないだけでなく、支払った保険料すら戻ってこないのではないかという不安が残ります。
そんな契約者の不安を払拭するため、1998年12月に発足されたのが『保険契約者保護機構』です。
保険契約者保護機構は保険業法に基づいて設立された法人のひとつで、もし保険会社が破綻した場合、破綻会社の契約をそのまま引き継ぎ、契約者を保護してくれます。
もし破綻会社を救済する保険会社があらわれた場合は、救済保険会社に資金援助を行い、契約引き継ぎのバックアップも行います。
国内のすべての生命・損害保険会社は保険契約者保護機構への加入が義務づけられているため、万一保険会社が破綻しても、契約内容まで破棄される心配はありません。
ただ、保険契約者保護機構は契約内容の100%を保護してくれるわけではなく、その補償は会社破綻時の責任準備金等の90%となっています。
そのため、保険契約者保護機構の補償のみに頼らず、自分で保険内容や保険会社を分析し、経営状況などをしっかりチェックすることが大切です。



