個人年金保険と投資の違い
個人年金保険も広義では資産運用の一種なので、投資信託と性質が似通っているところがあります。
実際、個人年金保険の中には投資信託の要素を取り入れた変額年金保険(投資型年金)もあり、利用者の中には投資の一環として契約している方も少なくありません。
ただ、個人年金保険と投資信託では大きな違いがあるため、自分の資産状況やライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
ここでは、投資信託のメリットとデメリットを挙げ、個人年金保険と比較してみました。
投資信託のメリット
投資信託のメリットは、少額資金で元本以上の利益を挙げられる可能性があることです。
個人年金保険の場合、月額払いできる商品もありますが、中には契約と同時に多額の支払いが必要となることがあります。
また、個人年金保険は変動型でない限り元本は保証されますが、元本を大きく超える利益を期待することはできません。
その点、投資信託はおよそ1万円程度から投資することができるほか、運用次第によっては元本以上の利益を獲得することができ、積立よりもはるかに高い利率で老後資金を蓄えることができます。
投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは、個人年金保険のような控除制度が適用されないことです。
投資信託で生じる利益は『分配金』と『譲渡益』の2種類にわかれていますが、それぞれに一定の税金が課せられます。
個人年金保険も受け取った年金に対して所得税が課せられますが、個人年金保険料控除の制度がもうけられているため、投資信託よりも税制面で優遇されています。
また、投資信託は元本保証がなく、運用次第によっては元本割れを起こす可能性があるところも大きなリスクとなっています。



